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第7章 変化 -理香side-
「おまえなぁ。仕事よりもっと心配することがあるだろうに…」
額に手を当て、苦笑いを浮かべる社長。
そして、言葉を続けた。
「働く時間が短くなっても、南山はうちの大事な戦力だから。
その時の状況や生活に合わせて、勤務時間や業務内容は見直せばいい。
そもそも、今がちょっと働きすぎなんじゃないか?」
向けられた眼差しが、とても優しくて。
ちゃんと自分の仕事を認めてもらえていたことが嬉しくて。
涙が溢れた。
「南山?どうした?何か変なこと言ったか?」
涙に気づいた社長はオロオロしている。
「すみません。社長の言葉が嬉しくて。
そこまで考えていただいて、ありがとうございます」
私は社長に、心を込めて頭を下げた。
額に手を当て、苦笑いを浮かべる社長。
そして、言葉を続けた。
「働く時間が短くなっても、南山はうちの大事な戦力だから。
その時の状況や生活に合わせて、勤務時間や業務内容は見直せばいい。
そもそも、今がちょっと働きすぎなんじゃないか?」
向けられた眼差しが、とても優しくて。
ちゃんと自分の仕事を認めてもらえていたことが嬉しくて。
涙が溢れた。
「南山?どうした?何か変なこと言ったか?」
涙に気づいた社長はオロオロしている。
「すみません。社長の言葉が嬉しくて。
そこまで考えていただいて、ありがとうございます」
私は社長に、心を込めて頭を下げた。