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brass button
第8章 独占欲 -祐樹side-
理香は俺の顔から視線を外すと、地面を見ながら呟いた。
「なーんだ。私だけじゃないのか」
ちょっと悲しそうな、拗ねたような顔。
こういう顔もかわいい。
「XYZを作ったのは、理香だけ。
これからも理香にしか作らない」
言葉の意味がわからない理香はキョトンとしている。
漫画なら背景にでっかい?マークが付いているに違いない。
理香を抱き寄せて、耳元で囁く。
「あのカクテルには ‘ 永遠にあなたのもの ’ って意味があるんだよ。
だから、俺は永遠に理香のもの」
せっかく格好つけたのに、自分でカクテルの意味をバラすとかダサい。
めちゃくちゃダサい。
「なーんだ。私だけじゃないのか」
ちょっと悲しそうな、拗ねたような顔。
こういう顔もかわいい。
「XYZを作ったのは、理香だけ。
これからも理香にしか作らない」
言葉の意味がわからない理香はキョトンとしている。
漫画なら背景にでっかい?マークが付いているに違いない。
理香を抱き寄せて、耳元で囁く。
「あのカクテルには ‘ 永遠にあなたのもの ’ って意味があるんだよ。
だから、俺は永遠に理香のもの」
せっかく格好つけたのに、自分でカクテルの意味をバラすとかダサい。
めちゃくちゃダサい。