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第9章 陶酔 -理香side-
私は祐樹の腕の中で目を覚ました。
祐樹の規則正しい心臓の音と寝息が聞こえる。

ここ、どこ?
見慣れない部屋を見回して、やっと自分のいる場所を思い出す。


あの後、そのまま寝ちゃったんだ。
祐樹との情事を思い出し、恥ずかしくなる。


あれ、バスローブ?
私も祐樹もバスローブを着ている。

きっと祐樹が着せてくれたんだ。


窓の外にはまだ夜景が広がっていて。
何時だろう?

祐樹を起こさないように、腕の中から抜け出そうとするが、ぎゅっと抱き締められていて。

やっと抜け出せた、と思ったら、祐樹に腕を捕らえられた。

「理香?どこ行くの?」

「…喉、渇いたから、お水飲みたい」
絞り出した声は思ったより掠れていて。

「ちょっと待って」
眠そうに目を擦りながら、祐樹が起き上がる。

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