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第10章 束縛 -祐樹side-
理香と泊まりで遠出してから2ヶ月が過ぎようとしている。
俺も理香のも梅雨のせいで工期が乱れ、バタバタと仕事に追われるうちに、季節は夏になっていた。
忙しくても出来るだけ週末は一緒に過ごし、色々な場所でデートしたり、身体も重ねたが、ここ2週間はプライベートでは会えていない。
そう、ここ2週間は仕事でしか顔を合わせていない。
工務部の部長の計らいで、俺が理香の物件を担当することが多くなったおかげで、仕事で会うことは多いが…仕事中の理香は何かと手厳しくて、甘い雰囲気になるどころか、みんなの前では、俺を ‘ 北宮さん ’ と呼ぶ。
正直、これがちょっと寂しい。
俺も理香のも梅雨のせいで工期が乱れ、バタバタと仕事に追われるうちに、季節は夏になっていた。
忙しくても出来るだけ週末は一緒に過ごし、色々な場所でデートしたり、身体も重ねたが、ここ2週間はプライベートでは会えていない。
そう、ここ2週間は仕事でしか顔を合わせていない。
工務部の部長の計らいで、俺が理香の物件を担当することが多くなったおかげで、仕事で会うことは多いが…仕事中の理香は何かと手厳しくて、甘い雰囲気になるどころか、みんなの前では、俺を ‘ 北宮さん ’ と呼ぶ。
正直、これがちょっと寂しい。