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第10章 束縛 -祐樹side-
‘ ケーキ ’ と聞いて、ちょっとびっくりした。
客からの差し入れだと聞いて、ちょっと落胆した。

大事そうにケーキを抱えて座る理香。
客から受け取った時にも、嬉しそうに笑顔を向けたんだろうな。
餌付けされてるんじゃないか?

「ねぇねぇ、どこ行くの?」

「内緒」

「えー、今日も教えてくれないの?ケチ」
理香が頬を膨らませる。

「着くまで、寝てていいよ?」

「やだ。祐樹と出かけるの久しぶりなんだもん」

拗ねたように、流れる景色を眺める理香。
信号に引っかかり、ゆっくり景色が止まる。
「理香、こっち向いて」

「ん?」

俺は理香の唇に、口づけを落とした。

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