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brass button
第10章 束縛 -祐樹side-
「ちょっと前に、名刺入れを失くしたって言ってたから」
確かに、そんなことを電話で話した気がする。
買いに行く暇がなくて、とりあえずコンビニで売ってるアルミの名刺入れで凌いでいた。
「すごい嬉しい。大事に使うから」
「喜んでくれて、よかった」
目を細めて笑う理香を、抱き寄せた。
「マジで、ありがとう。
でも、もっと欲しい物があるんだけど?」
「何?あんまり高い物は無理だよ?」
ちょっと困ったように俺を見上げる理香。
そのふっくらとした唇に、俺の唇を重ねた。
確かに、そんなことを電話で話した気がする。
買いに行く暇がなくて、とりあえずコンビニで売ってるアルミの名刺入れで凌いでいた。
「すごい嬉しい。大事に使うから」
「喜んでくれて、よかった」
目を細めて笑う理香を、抱き寄せた。
「マジで、ありがとう。
でも、もっと欲しい物があるんだけど?」
「何?あんまり高い物は無理だよ?」
ちょっと困ったように俺を見上げる理香。
そのふっくらとした唇に、俺の唇を重ねた。