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brass button
第11章 サプライズ -理香side-
ケーキを食べることを口実に祐樹から離れたのに、ソファーに座ると、また抱き寄せられた。
「これじゃあ、ケーキ食べれない…」
「俺が食べさせてあげるから、大丈夫」
そう言って、私の手からフォークを取り上げた。
ケーキのお皿を自分の方に引き寄せ、そのままフォークで掬う。
「理香、あーんして」
促されるままに口を開けると、口の中にケーキが運ばれた。
おいしい。
口の中に、甘い生クリームと柔らかなスポンジ、苺の甘酸っぱさが広がる。
そして、咀嚼しようとした瞬間、唇が重ねられ、祐樹の舌が挿し込まれる。
ケーキを押し潰すように動き回り、その半分ほどを舌で絡め取って、唇は離れた。
「これじゃあ、ケーキ食べれない…」
「俺が食べさせてあげるから、大丈夫」
そう言って、私の手からフォークを取り上げた。
ケーキのお皿を自分の方に引き寄せ、そのままフォークで掬う。
「理香、あーんして」
促されるままに口を開けると、口の中にケーキが運ばれた。
おいしい。
口の中に、甘い生クリームと柔らかなスポンジ、苺の甘酸っぱさが広がる。
そして、咀嚼しようとした瞬間、唇が重ねられ、祐樹の舌が挿し込まれる。
ケーキを押し潰すように動き回り、その半分ほどを舌で絡め取って、唇は離れた。