この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第11章 サプライズ -理香side-
「没取ー」
祐樹は、私が抱えていた花束取り上げると、ベッドの下に投げた。
「あっ、綺麗なのに。枯れちゃうよ…」
「どうせ、家まで保たないから、後で浴槽に浮かべればいいって」
「高そうな薔薇なのに、もったいないよ」
「俺からすれば、この時間がもったいない」
そう言い切ると、祐樹は私の唇を奪った。
貪るように唇を啄ばまれ、荒々しい這い回る舌に、身体が震える。
唇が離れても、透明の糸が二人を繋ぐ。
「理香、愛してる」
愛しい人が囁く愛の言葉。
愛の言葉を囁く唇が、再び、私の唇に重なる。
唇が触れては、離れ、また触れる。
優しいキス。
祐樹は、私が抱えていた花束取り上げると、ベッドの下に投げた。
「あっ、綺麗なのに。枯れちゃうよ…」
「どうせ、家まで保たないから、後で浴槽に浮かべればいいって」
「高そうな薔薇なのに、もったいないよ」
「俺からすれば、この時間がもったいない」
そう言い切ると、祐樹は私の唇を奪った。
貪るように唇を啄ばまれ、荒々しい這い回る舌に、身体が震える。
唇が離れても、透明の糸が二人を繋ぐ。
「理香、愛してる」
愛しい人が囁く愛の言葉。
愛の言葉を囁く唇が、再び、私の唇に重なる。
唇が触れては、離れ、また触れる。
優しいキス。