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第12章 サプライズ -祐樹side-
俺がシャワーから上がっても、理香は眠ったままだった。
規則正しい寝息を立てながら眠っている。
俺は理香の左手の甲に一つキスを落とし、その薬指に用意しておいた指輪を嵌めた。
何とかって名前のカットを施されたダイヤモンド。
大粒のダイヤが一つ、立て爪にセットされただけのシンプルなデザイン。
ごちゃごちゃ飾り立てた指輪より、こういうシンプルなデザインの方が理香らしいと思って選んだけど…。
思った通り、理香によく似合う。
目を覚ましたら、どんな顔するんだろうか。
落ち着かない気分のまま、理香の隣に寝転び、腕の中に理香を閉じ込める。
そして、理香の唇にもう一度キスをして、俺は目を閉じた。
規則正しい寝息を立てながら眠っている。
俺は理香の左手の甲に一つキスを落とし、その薬指に用意しておいた指輪を嵌めた。
何とかって名前のカットを施されたダイヤモンド。
大粒のダイヤが一つ、立て爪にセットされただけのシンプルなデザイン。
ごちゃごちゃ飾り立てた指輪より、こういうシンプルなデザインの方が理香らしいと思って選んだけど…。
思った通り、理香によく似合う。
目を覚ましたら、どんな顔するんだろうか。
落ち着かない気分のまま、理香の隣に寝転び、腕の中に理香を閉じ込める。
そして、理香の唇にもう一度キスをして、俺は目を閉じた。