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brass button
第12章 サプライズ -祐樹side-
“♪〜♪〜”
俺はスマホの短い着信音で目が覚めた。
枕元のスマホに手を伸ばす。
メールか。
えっと…9時?
結構、寝たなぁ。
俺も何だかんだで疲れてるんだな。
とりあえず湯船にお湯を入れ、その中に薔薇の花びらを浮かべていく。
朝から薔薇の花びら千切るとか、地味だよなー。
俺がベッドに戻っても、理香は相変わらず、小さな寝息を立てていて。
チェックアウトは11時だから、そろそろ起こさないとだけど。
こんなにスヤスヤと寝ているのを起こすのもな…。
チェックアウトの時間延ばしてもらうか。
そんなことを考えていると、理香の顔が歪み、その目がゆっくり開く。
「理香、おはよう」
焦点を合わせるように瞬きを繰り返し、その瞳が俺を捉える。
「おはよ」
その声はちょっと掠れていて。
俺の胸元に顔を寄せ、頭を擦り寄せる。
俺はスマホの短い着信音で目が覚めた。
枕元のスマホに手を伸ばす。
メールか。
えっと…9時?
結構、寝たなぁ。
俺も何だかんだで疲れてるんだな。
とりあえず湯船にお湯を入れ、その中に薔薇の花びらを浮かべていく。
朝から薔薇の花びら千切るとか、地味だよなー。
俺がベッドに戻っても、理香は相変わらず、小さな寝息を立てていて。
チェックアウトは11時だから、そろそろ起こさないとだけど。
こんなにスヤスヤと寝ているのを起こすのもな…。
チェックアウトの時間延ばしてもらうか。
そんなことを考えていると、理香の顔が歪み、その目がゆっくり開く。
「理香、おはよう」
焦点を合わせるように瞬きを繰り返し、その瞳が俺を捉える。
「おはよ」
その声はちょっと掠れていて。
俺の胸元に顔を寄せ、頭を擦り寄せる。