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第15章 うさぎ -理香side-
「北宮ー、理香ちゃーん、肉が焼けたよー」
BBQコンロの周りにいた人から声がかかる。
「はーい」
祐樹が繋いでいない方の手を挙げ、声に応える。
確実に、手を繋いでるの見られてるよね?
それだけで顔が熱くなる。
BBQコンロの横にはタープが3つ張ってあり、テーブルやら椅子が無造作に並んでいて、その一角に座るように促される。
「はい、どーぞ」
そこに座るとお肉と野菜を盛り付けたお皿とお箸を差し出された。
「ありがとうございます」
受け取りながら、目の前のかわいい雰囲気の男の子にお礼を言う。
「佐野、俺のは?」
佐野くんって言うのか。
呼び捨てだから、後輩なのかな?
「北宮さんは自分でどうぞ。
俺、かわいい女の子にしか尽くさないんで」
そう言って、笑いながらBBQコンロを指差す。
BBQコンロの周りにいた人から声がかかる。
「はーい」
祐樹が繋いでいない方の手を挙げ、声に応える。
確実に、手を繋いでるの見られてるよね?
それだけで顔が熱くなる。
BBQコンロの横にはタープが3つ張ってあり、テーブルやら椅子が無造作に並んでいて、その一角に座るように促される。
「はい、どーぞ」
そこに座るとお肉と野菜を盛り付けたお皿とお箸を差し出された。
「ありがとうございます」
受け取りながら、目の前のかわいい雰囲気の男の子にお礼を言う。
「佐野、俺のは?」
佐野くんって言うのか。
呼び捨てだから、後輩なのかな?
「北宮さんは自分でどうぞ。
俺、かわいい女の子にしか尽くさないんで」
そう言って、笑いながらBBQコンロを指差す。