この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第15章 うさぎ -理香side-
そんな会話を聞いていると、ビールを抱えた部長さんがやって来て、祐樹と短い会話を交わしビールを2本置いて行った。
「俺、他の取ってくるから、理香は飲んでて」
私の前で、祐樹がお酒を飲むことは少ない。
祐樹と出かける時は車だから、飲みたくても飲めないんだろうけど…。
「ビール苦手だから、祐樹が飲んでいいよ?
帰りは私が運転するし」
飲める人なら照り付ける太陽の下で飲むビールは格別なはず。
そして、お酒に酔った祐樹が見てみたくて、私は冷えたビールを祐樹に差し出した。
「うーん。…いただきます」
祐樹はちょっと悩んだ末、ゴクゴクと喉を鳴らしながらおいしそうにビールを飲む。
そして、手の甲で口元を拭いながら、私の耳元で囁いた。
「理香、後悔しても知らないから」
「俺、他の取ってくるから、理香は飲んでて」
私の前で、祐樹がお酒を飲むことは少ない。
祐樹と出かける時は車だから、飲みたくても飲めないんだろうけど…。
「ビール苦手だから、祐樹が飲んでいいよ?
帰りは私が運転するし」
飲める人なら照り付ける太陽の下で飲むビールは格別なはず。
そして、お酒に酔った祐樹が見てみたくて、私は冷えたビールを祐樹に差し出した。
「うーん。…いただきます」
祐樹はちょっと悩んだ末、ゴクゴクと喉を鳴らしながらおいしそうにビールを飲む。
そして、手の甲で口元を拭いながら、私の耳元で囁いた。
「理香、後悔しても知らないから」