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第17章 喧騒 -理香side-
「…北宮が理香ちゃんに惚れるのわかるわ」
長谷川さんがポツリとそう呟いた。

「そんなのわかんなくていいよ。
それより、どうする?上に報告する?」

「単独犯なら社会人としての自覚が足りないだけだけど、複数犯ならやっかいだな…」

腕を組んだまま、押し黙る二人。


「そんなに深刻にならなくても大丈夫じゃない?」

「理香、頼むからもうちょい危機感持って」

「そうだよ。今回は虫だったけど、毒物を混入される可能性もあるからね」


私が考えている以上に色々なことを考えてくれてるんだ。

「…ごめんなさい」

「理香が謝ることじゃない」
祐樹が優しく私の頭を撫でてくれる。

「北宮、俺も撫でていい?」

「いいわけないだろ?」

私を和ませるような二人の会話にホッとする。

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