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第18章 味方 -祐樹side-
うちの管理物件で見つからなければ、街の不動産屋で探すか…。
ひとまず、昼食を兼ねた休憩の為に、手近にあったカフェに入る。
あれ?理香の様子がおかしい。
体調が悪い?
いつもみたいに、店の中を見渡すこともなく、大人しくメニューとにらめっこしている。
俺に対する態度はいつもと同じで、どこの不動産屋に行くか、譲れない条件なんかを再確認しながら、食事を済ませた。
車に乗り込みながら、やはり理香の様子が気になる。
「理香、うちに帰ろっか?」
「ん?不動産屋さんは?」
「不動産屋は、明日でいい」
「でも、早く決めちゃいたいんでしょ?」
「まぁね。でも、今日は、家でゆっくりしよ?
誰もいないから、気を遣わなくていいし」
親父が遅い夏休みが取れたらしく、お袋と二人で旅行に行ってて、今日は帰って来ない。
ひとまず、昼食を兼ねた休憩の為に、手近にあったカフェに入る。
あれ?理香の様子がおかしい。
体調が悪い?
いつもみたいに、店の中を見渡すこともなく、大人しくメニューとにらめっこしている。
俺に対する態度はいつもと同じで、どこの不動産屋に行くか、譲れない条件なんかを再確認しながら、食事を済ませた。
車に乗り込みながら、やはり理香の様子が気になる。
「理香、うちに帰ろっか?」
「ん?不動産屋さんは?」
「不動産屋は、明日でいい」
「でも、早く決めちゃいたいんでしょ?」
「まぁね。でも、今日は、家でゆっくりしよ?
誰もいないから、気を遣わなくていいし」
親父が遅い夏休みが取れたらしく、お袋と二人で旅行に行ってて、今日は帰って来ない。