この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第2章 告白 -祐樹side-
繋いだ手を離したくなくて。
ゆっくり歩いたが、あっさり駐車場にたどり着いてしまう。
助手席に理香を座らせ、後部座席に二人分のカバンを乗せる。
「精算してくるから、ちょっと待ってて」
財布を手にし、車から離れる。
駐車場代の精算のついでに、隣に並ぶ自販機で温かい缶コーヒーとミネラルウォーターを買う。
運転席に乗り込み、缶コーヒーとミネラルウォーターを、理香の左右の頬にそっと当てる。
「熱っ!!冷たっ!!」
理香の良すぎるリアクションに、俺は声を出して笑った。
「どっちがいい?」
「うーん…どっちも!」
「じゃあ、はい」
希望通り…理香の膝に缶コーヒーとミネラルウォーターを置く。
「…嘘だって!ミネラルウォーターだけでいい」
慌てて缶コーヒーを俺に押し付ける。
その一連の動きがまるで小動物のようで、堪らなくかわいい。
ゆっくり歩いたが、あっさり駐車場にたどり着いてしまう。
助手席に理香を座らせ、後部座席に二人分のカバンを乗せる。
「精算してくるから、ちょっと待ってて」
財布を手にし、車から離れる。
駐車場代の精算のついでに、隣に並ぶ自販機で温かい缶コーヒーとミネラルウォーターを買う。
運転席に乗り込み、缶コーヒーとミネラルウォーターを、理香の左右の頬にそっと当てる。
「熱っ!!冷たっ!!」
理香の良すぎるリアクションに、俺は声を出して笑った。
「どっちがいい?」
「うーん…どっちも!」
「じゃあ、はい」
希望通り…理香の膝に缶コーヒーとミネラルウォーターを置く。
「…嘘だって!ミネラルウォーターだけでいい」
慌てて缶コーヒーを俺に押し付ける。
その一連の動きがまるで小動物のようで、堪らなくかわいい。