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第20章 前進 -祐樹side-
「理香が気に入ったなら、買ってもいいけど…。
買うとしても、これでいいの?」
「うん。マンションの設計してみたかったし。
立地的に値崩れはしないだろうから、手狭になれば貸すか売ればいいし」
敵わない。
この決断力は、俺より男前だと思う。
俺なら即決は出来ない。
熱心に図面を見ていたから、安易な考えや思いつきで決めたわけではないと思う。
そもそも、理香が望むなら出来るだけのことは叶えてあげたい。
「じゃあ、原田頼むわ」
「そんなあっさり決めていいのか?
1週間くらいなら待てるよ?」
「同じ時間があるなら、間取りとか内装で悩みたいので」
そう言い切り、微笑む理香は強くて綺麗だ。
「やばい、俺も理香ちゃんに惚れそう。
上司にもっといろいろ掛け合ってみるよ!」
後は、自分のことのように意気込む原田にがんばってもらおう。
買うとしても、これでいいの?」
「うん。マンションの設計してみたかったし。
立地的に値崩れはしないだろうから、手狭になれば貸すか売ればいいし」
敵わない。
この決断力は、俺より男前だと思う。
俺なら即決は出来ない。
熱心に図面を見ていたから、安易な考えや思いつきで決めたわけではないと思う。
そもそも、理香が望むなら出来るだけのことは叶えてあげたい。
「じゃあ、原田頼むわ」
「そんなあっさり決めていいのか?
1週間くらいなら待てるよ?」
「同じ時間があるなら、間取りとか内装で悩みたいので」
そう言い切り、微笑む理香は強くて綺麗だ。
「やばい、俺も理香ちゃんに惚れそう。
上司にもっといろいろ掛け合ってみるよ!」
後は、自分のことのように意気込む原田にがんばってもらおう。