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第20章 前進 -祐樹side-
「理香は昔から兄貴のことしか見てなかったよね」
不満をぶつけるように、祐樹は冷めたポテトを頬張ると、それをジュースで流し込んだ。

「…そうかな?」
理香の視線が宙を彷徨う。

「せっかく俺がこんなに男前になって会いに帰って来たのに、理香は男として見てくれないし」

「…そうでもないよ?」

今のは嘘だな。
理香は嘘を吐く時、視線が揺らぐ。
芳樹もそれに気づいたようで、大きなため息を吐く。

「今は弟でいいよ。
でも兄貴が理香を泣かしたら全力で奪いに来るから」

堂々のライバル宣言。
こいつは、まだ諦めてないのか。

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