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brass button
第20章 前進 -祐樹side-
芳樹はその後も言いたいことを言い、嵐のように帰って行った。
そして、理香は目の前の書類に目を通して、時折、メモを取っていて、俺は目に入っていない様子。
「何、やってんの?」
「これから必要になるお金を書き出してるの。
銀行からいくら借りるかとか、月々の返済額とか考えないと」
間取りでも考えているのかと思ったら、めっちゃ現実的なことしてるのな。
今後、お金の話は避けて通れない。
良い機会だから…貯蓄用の通帳と直近の給与明細を理香に渡す。
「…見てもいいの?」
「いいよ。俺の収入がわからないと、決めれないこともあるだろ?」
そして、理香は目の前の書類に目を通して、時折、メモを取っていて、俺は目に入っていない様子。
「何、やってんの?」
「これから必要になるお金を書き出してるの。
銀行からいくら借りるかとか、月々の返済額とか考えないと」
間取りでも考えているのかと思ったら、めっちゃ現実的なことしてるのな。
今後、お金の話は避けて通れない。
良い機会だから…貯蓄用の通帳と直近の給与明細を理香に渡す。
「…見てもいいの?」
「いいよ。俺の収入がわからないと、決めれないこともあるだろ?」