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brass button
第22章 狼 -祐樹side-
「すみません、渋滞に巻き込まれちゃって。
あと10分くらいで着くとは思うんですが…俺の机の上の資料を理香に渡しといてもらえますか?」
「ちょっと待てよ…水色のファイルか?」
「それです。なるべく早く戻るんでお願いします」
「わかった。渡しとくよ。気をつけてな」
俺が戻るまでに、理香が資料に目を通しておいてくれれば、打ち合わせはスムーズに進む。
打ち合わせの内容を頭で整理しながら車を走らせる。
駐車場に車を止め、理香の待つ打ち合わせスペースに急ぐ。
俺の姿を見つけた受付の子からの「南山さんが打ち合わせスペースでお待ちですよ」の声に、手を挙げて応え、階段を駆け上がる。
あと10分くらいで着くとは思うんですが…俺の机の上の資料を理香に渡しといてもらえますか?」
「ちょっと待てよ…水色のファイルか?」
「それです。なるべく早く戻るんでお願いします」
「わかった。渡しとくよ。気をつけてな」
俺が戻るまでに、理香が資料に目を通しておいてくれれば、打ち合わせはスムーズに進む。
打ち合わせの内容を頭で整理しながら車を走らせる。
駐車場に車を止め、理香の待つ打ち合わせスペースに急ぐ。
俺の姿を見つけた受付の子からの「南山さんが打ち合わせスペースでお待ちですよ」の声に、手を挙げて応え、階段を駆け上がる。