この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
brass button
第22章 狼 -祐樹side-
俺は腕の中に震える理香を閉じ込め、頭と背中を撫でる。

「怖かったよな?ごめん。
俺が約束の時間に遅れたから…ごめんな」
俺の胸元をギュッと握りしめ、咽び泣く。
きつく縛られていたのか、理香の手首には赤い痣が出来ていて。


“♪〜♪〜♪〜♪〜”

どれくらいそうしていただろうか。
ポケットのスマホが鳴る。
理香を抱き締めたままスマホを取り出し、画面を見ると‘山本さん’の表示。

「山本さんからだから、ちょっと電話に出るな?」
俺から離れようとする理香を再び抱き寄せ、電話に出る。

「もしもし…」

「北宮!今、どこ?理香ちゃんは大丈夫か?」
切羽詰まった声の山本さん。

/521ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ