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第22章 狼 -祐樹side-
高速を2時間ほど走り、サービスエリアでの休憩。
レストランにフードコート、おみやげ屋さんにコンビニ、そして整備された公園がある。
穏やかな日差しに誘われ、急ぐ必要のない俺たちは、コーヒーを片手に散歩する。
この時、いつものように理香は手を繋いできた。
小高くなった丘のベンチで、唇が触れるだけのキスをした。
理香は人に見られることを心配したが、嫌がることはなかった。
理香に触れられれば、それだけでいい。
それからさらに車を走らせ、目的地の旅館に向かう。
チェックインには早かったので、車だけ先に止めさせてもらい、温泉街を散歩する。
平日の昼間なせいか、観光客も少くて、街全体がゆったりしている。
レストランにフードコート、おみやげ屋さんにコンビニ、そして整備された公園がある。
穏やかな日差しに誘われ、急ぐ必要のない俺たちは、コーヒーを片手に散歩する。
この時、いつものように理香は手を繋いできた。
小高くなった丘のベンチで、唇が触れるだけのキスをした。
理香は人に見られることを心配したが、嫌がることはなかった。
理香に触れられれば、それだけでいい。
それからさらに車を走らせ、目的地の旅館に向かう。
チェックインには早かったので、車だけ先に止めさせてもらい、温泉街を散歩する。
平日の昼間なせいか、観光客も少くて、街全体がゆったりしている。