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brass button
第22章 狼 -祐樹side-
理香もノートパソコンとタブレットをスーツケースから取り出し、座卓を挟んで向き合って座る。
髪を一つに束ね、完全に仕事モード。
ノートパソコンに無線マウスとHDDを繋ぎ…数本のUSBも待機させている。
完全にこっちで仕事するつもりで用意してきたな。
「もしかして、今から図面描く?」
「うん。ちょっとだけね」
タブレットで資料を呼び出し、それを見ながらノートパソコンで図面を描いていく 。
流れるようなキーボードのタッチ音とマウスのクリック音が響く。
現場で図面を片手に動き回る姿はよく見るけど、図面を描いているのを見るのは初めてだ。
左手だけでキーボードに入力し、右手は常にマウスを操作していて、独特だけど無駄のない鮮やかな動きに見惚れてしまう。
髪を一つに束ね、完全に仕事モード。
ノートパソコンに無線マウスとHDDを繋ぎ…数本のUSBも待機させている。
完全にこっちで仕事するつもりで用意してきたな。
「もしかして、今から図面描く?」
「うん。ちょっとだけね」
タブレットで資料を呼び出し、それを見ながらノートパソコンで図面を描いていく 。
流れるようなキーボードのタッチ音とマウスのクリック音が響く。
現場で図面を片手に動き回る姿はよく見るけど、図面を描いているのを見るのは初めてだ。
左手だけでキーボードに入力し、右手は常にマウスを操作していて、独特だけど無駄のない鮮やかな動きに見惚れてしまう。