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第23章 非日常 -理香side-
男の肩越しにぼんやり見える時計は、先ほどからそれほど進んでいない。
気を失っていたのは、とても短い時間だと思う。
意識がはっきりしてくると、身体の違和感がある。
部屋に一つだけあったパイプ椅子に座らされているようで、両手が頭の上で縛られていて動かない。
そして口にはタオルが巻かれている。
「理香ちゃんが起きてくれてよかった」
弾んだ男の声。
ノースリーブのカットソー越しに、男の手が膨らみに触れる。
着ていたスーツの上着は、床に投げ捨てられていて。
「寝てる間に裸にしちゃっても良かったんだけどね。
やっぱり1枚ずつ脱がすほうが楽しめるよね?」
何を言ってるの?
言葉の意味がわからない。
気を失っていたのは、とても短い時間だと思う。
意識がはっきりしてくると、身体の違和感がある。
部屋に一つだけあったパイプ椅子に座らされているようで、両手が頭の上で縛られていて動かない。
そして口にはタオルが巻かれている。
「理香ちゃんが起きてくれてよかった」
弾んだ男の声。
ノースリーブのカットソー越しに、男の手が膨らみに触れる。
着ていたスーツの上着は、床に投げ捨てられていて。
「寝てる間に裸にしちゃっても良かったんだけどね。
やっぱり1枚ずつ脱がすほうが楽しめるよね?」
何を言ってるの?
言葉の意味がわからない。