この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第23章 非日常 -理香side-
すぐに私の元に戻って来ると、祐樹は縛られていた口と手を解き、服を整えていく。
私はされるがままに、その間も泣いていた。
祐樹が助けに来てくれたことに安堵して。
祐樹以外の人に触られ、嫌なのに僅かに快感を感じてしまったことへの後ろめたさ。
色々な感情が涙になる。
祐樹は、いつものように抱き締めてくれた。
電話に出る時も、離れようとすると抱き寄せて。
その優しさが嬉しいのに、苦しくなる。
好きでもない人に無理矢理されたのに、快感を感じてしまった自分の身体が恨めしい。
小さな子供をあやすように、頭や背中を撫で、抱き締め続けてくれた。
何度も涙を拭い、優しいキスをしてくれた。
私はされるがままに、その間も泣いていた。
祐樹が助けに来てくれたことに安堵して。
祐樹以外の人に触られ、嫌なのに僅かに快感を感じてしまったことへの後ろめたさ。
色々な感情が涙になる。
祐樹は、いつものように抱き締めてくれた。
電話に出る時も、離れようとすると抱き寄せて。
その優しさが嬉しいのに、苦しくなる。
好きでもない人に無理矢理されたのに、快感を感じてしまった自分の身体が恨めしい。
小さな子供をあやすように、頭や背中を撫で、抱き締め続けてくれた。
何度も涙を拭い、優しいキスをしてくれた。