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第23章 非日常 -理香side-
「もういいかな?」
カーテン越しに声がかかる。
「はい、大丈夫です」
カーテンが開かれ、産業医の先生が入って来る。
「次は、メイクね。綺麗に落としちゃいましょう。
こっちに来て」
小さな洗面台の前に立たされ、メイクも落とせる洗顔フォームを手渡される。
促されるままに、顔を洗う。
目の下がヒリヒリして、唇の端っこも痛い。
全てを水で洗い流し、鏡を見つめる。
ひどい顔。
渡されたタオルはフカフカでお日さまの匂いがした。
「次は少し水分補給しましょう」
再びベッドに座り、手渡されたスポーツ飲料を口に含む。
顔を洗った時よりも口の中に痛みが広がる。
カーテン越しに声がかかる。
「はい、大丈夫です」
カーテンが開かれ、産業医の先生が入って来る。
「次は、メイクね。綺麗に落としちゃいましょう。
こっちに来て」
小さな洗面台の前に立たされ、メイクも落とせる洗顔フォームを手渡される。
促されるままに、顔を洗う。
目の下がヒリヒリして、唇の端っこも痛い。
全てを水で洗い流し、鏡を見つめる。
ひどい顔。
渡されたタオルはフカフカでお日さまの匂いがした。
「次は少し水分補給しましょう」
再びベッドに座り、手渡されたスポーツ飲料を口に含む。
顔を洗った時よりも口の中に痛みが広がる。