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第23章 非日常 -理香side-
「理香、もうすぐ定時で人が増えるから、とりあえず会社から出よう。俺、もう帰れるから」
「仕事は?まだ打ち合わせ出来てない…」
「おまえなぁ…」
「噂通りに仕事熱心ね」
二人は顔を見合わせ、苦笑いを浮かべた。
「追い出すつもりはないけど、早めに帰りなさい」
「理香、立てる?」
「うん、大丈夫」
渡されたスーツの上着に袖を通す。
「あっ…荷物…」
「ちゃんと俺の車に積んであるから。
ほら、行くよ?…先生、ありがとうございました」
「…ご迷惑お掛けしてすみませんでした。
色々、ありがとうございます」
産業医の先生にお礼を言い終えると、祐樹に手を引かれ、連れ出された。
「仕事は?まだ打ち合わせ出来てない…」
「おまえなぁ…」
「噂通りに仕事熱心ね」
二人は顔を見合わせ、苦笑いを浮かべた。
「追い出すつもりはないけど、早めに帰りなさい」
「理香、立てる?」
「うん、大丈夫」
渡されたスーツの上着に袖を通す。
「あっ…荷物…」
「ちゃんと俺の車に積んであるから。
ほら、行くよ?…先生、ありがとうございました」
「…ご迷惑お掛けしてすみませんでした。
色々、ありがとうございます」
産業医の先生にお礼を言い終えると、祐樹に手を引かれ、連れ出された。