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第23章 非日常 -理香side-
「南山も北宮くんも頭を上げなさい。
君たちは何も悪くない。
今回ようなことも予測出来たのに、何の対策もしなかった私に責任がある。すまなかった。
北宮くん、南山を助けてくれてありがとう」
静かに社長が頭を下げる。
「南山、明日から北宮くんと一緒に2週間、ゆっくり休んで欲しい。
出張ってことで宿泊先は手配してあるから」
「明日から2週間もですか?」
突然の申し出に、頭の中がパニックになる。
「南山は、ちょっと働き過ぎだからな。
仕事は俺が引き継ぐから、ゆっくりして来い」
半沢さん…。
半沢さんだって、たくさんの物件を担当していて、そんな余裕があるはずないのに。
君たちは何も悪くない。
今回ようなことも予測出来たのに、何の対策もしなかった私に責任がある。すまなかった。
北宮くん、南山を助けてくれてありがとう」
静かに社長が頭を下げる。
「南山、明日から北宮くんと一緒に2週間、ゆっくり休んで欲しい。
出張ってことで宿泊先は手配してあるから」
「明日から2週間もですか?」
突然の申し出に、頭の中がパニックになる。
「南山は、ちょっと働き過ぎだからな。
仕事は俺が引き継ぐから、ゆっくりして来い」
半沢さん…。
半沢さんだって、たくさんの物件を担当していて、そんな余裕があるはずないのに。