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第23章 非日常 -理香side-
その気配が遠ざかり隣の部屋の襖を閉める音が聞こえる。
布団から顔を出すと、布団の横に私のスーツケースが置いてあった。
身体に布団を纏い、洋服と下着を取り出す。
何を着ようか…。
事情はどうであれ、祐樹にはかわいいと思ってもらいたい。
外を歩くなら少しでも祐樹に相応しい女の子でありたい。
うーん。
季節ごとに仕事用の服は買うけど、私服はあまり持っていない。
仕事や勉強に追われて去年は私服に気を使う必要も余裕もなかった。
悩みながら袖を通したのは、2年前に買った秋色のニットのワンピース。
裾がパッチワークになっていて、それが可愛くて一目惚れして買ったけど、数回しか着てない。
それにダークブラウンのレギンスを合わせる。
布団から顔を出すと、布団の横に私のスーツケースが置いてあった。
身体に布団を纏い、洋服と下着を取り出す。
何を着ようか…。
事情はどうであれ、祐樹にはかわいいと思ってもらいたい。
外を歩くなら少しでも祐樹に相応しい女の子でありたい。
うーん。
季節ごとに仕事用の服は買うけど、私服はあまり持っていない。
仕事や勉強に追われて去年は私服に気を使う必要も余裕もなかった。
悩みながら袖を通したのは、2年前に買った秋色のニットのワンピース。
裾がパッチワークになっていて、それが可愛くて一目惚れして買ったけど、数回しか着てない。
それにダークブラウンのレギンスを合わせる。