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第25章 体温 -理香side-
時折、祐樹が切なそうに熱い吐息を吐く。
繋がったそこは、熱く、熱く溶けていて。
たぶん動きたいのを我慢してくれている。
…さっき ‘ 我慢するのやめる ’ って言ったばっかりなのに。
祐樹の優しさが嬉しくて、また涙が溢れる。
頬を伝う涙に祐樹が唇を寄せる。
「…祐樹、動いてもいいよ?」
「…っ。それ、また俺に気を遣ってるだろ?」
呆れたようなため息が降ってくる。
「祐樹だから。…気持ち良くなって欲しいの」
「俺はこうしてるの幸せだよ。
理香の中はすごく温かくて気持ちいいし。
俺のこと、ぎゅーぎゅーって締め付けてきて。
気、抜くと持ってかれそうだけど」
祐樹は困ったような、照れた笑みを浮かべながら私を強く抱き締める。
繋がったそこは、熱く、熱く溶けていて。
たぶん動きたいのを我慢してくれている。
…さっき ‘ 我慢するのやめる ’ って言ったばっかりなのに。
祐樹の優しさが嬉しくて、また涙が溢れる。
頬を伝う涙に祐樹が唇を寄せる。
「…祐樹、動いてもいいよ?」
「…っ。それ、また俺に気を遣ってるだろ?」
呆れたようなため息が降ってくる。
「祐樹だから。…気持ち良くなって欲しいの」
「俺はこうしてるの幸せだよ。
理香の中はすごく温かくて気持ちいいし。
俺のこと、ぎゅーぎゅーって締め付けてきて。
気、抜くと持ってかれそうだけど」
祐樹は困ったような、照れた笑みを浮かべながら私を強く抱き締める。