この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第30章 意志 -祐樹side-
「最初から設計し直せばいいんじゃないですか。
妥協とか守りとか社長には似合わないです。
それより南山の仕事ですが、北宮くんとこの物件は今まで通り…それ以外の物件は内勤中心で、現場監理は俺が引き継ぐってことで良いですよね?」
「簡単に言いやがって…構造計算も終わってんのに。
南山の件はそれで良いけど、仕事量を減らすことが条件な。
北宮くんの負担は大きくなるだろうけど、よろしくお願いします」
芦田社長の強い視線に射抜かれ、背筋が伸びる。
「いえ、こちらこそ無理を言って申し訳ありません。
よろしくお願いします」
「じゃあ、社長はさっそく仕事して下さい。
北宮くんは自分の会社にもこの話をしに行くんだろ?
南山は引き継ぎしながら、こっちで預かるから、行って来るといい」
妥協とか守りとか社長には似合わないです。
それより南山の仕事ですが、北宮くんとこの物件は今まで通り…それ以外の物件は内勤中心で、現場監理は俺が引き継ぐってことで良いですよね?」
「簡単に言いやがって…構造計算も終わってんのに。
南山の件はそれで良いけど、仕事量を減らすことが条件な。
北宮くんの負担は大きくなるだろうけど、よろしくお願いします」
芦田社長の強い視線に射抜かれ、背筋が伸びる。
「いえ、こちらこそ無理を言って申し訳ありません。
よろしくお願いします」
「じゃあ、社長はさっそく仕事して下さい。
北宮くんは自分の会社にもこの話をしに行くんだろ?
南山は引き継ぎしながら、こっちで預かるから、行って来るといい」