この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
面影
第4章 秘密
『………!』
キッと涙で潤んだ大きな瞳を
俺に向けて睨みつける。
『なあ母さん、もう辞めようよ?
俺は…んっ!!』
そんな華奢な身体のどこにそんな力が
あるんだってくらいの力で、
俺を制止して唇を寄せるカオは、
”女のカオ''だった。
チュ…クチュ…
角度を変えて、息もできないくらい
何度も唇を吸われる。
『んんっ…母さっ…!』
あーやべー。
今日はホントに飲み過ぎた。
マトモに息もさせてくれないから
酸欠で余計に頭がボーッとしてくる。
あぁ…
ほら視界が……