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私の可愛い変態ペット
第2章 下僕転校生
「馬鹿なんじゃないの?あれだけの事されたのに、『またして下さい』って何?変態?…気持ち悪いんだけど…」
あぁ…、この口がペラペラと憎まれ口を叩く。
「大体、あんたが暗いからあんな事になったんでしょうが。気弱で細くてヘナヘナ、なよなよしてるから!!」
あの頃は、もやしみたいにただただ細くて、話し掛けてもたいして返答は帰って来ないし、帰ってきても腹の力の抜けた様なヘナヘナ声なので、彼はよく周囲の怒りを買っていた。
「私が通ってる学校を探したなんてストーカーじゃない。転校までして来て、どこまで気持ち悪いのっ!?」
言い過ぎだ。
開き直った発言が止まらない。
謝るつもりだったのにな…。
おそるおそる白川の顔色を窺う。
「ふふっ…」
小さく笑い声が漏れた。
「あぁ、もっと…。もっと僕を罵って下さい…」
!?
恍惚とした表情で白川が微笑んでいる。
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