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私の可愛い変態ペット
第2章  下僕転校生






この怒ると喜ぶ白川の性質はどうにかならないものか…。


すごく厄介だ。


今までかつてこんな修羅場があったことか


白川だけでも問題なのに、この面々といったら問題児をひとところに集めた様だ。



「何やってるのあなた達っ!!」



…ホント、何やってんだよ。


え?


突然の声に驚いて後ろを振り返った。


そこには一人の女性が立っている。


露木明日香(つゆきあすか)。


通称、明日香先生は凄まじいい音を立てて部室の扉を開け放った。



「こここ…ここをど…ど…どこだと思っているのっ!!」



わなわなと震えながら言う。



「なな…何しているのよ!!」



言葉とは裏腹に迫力の薄い動転した声だ。


それもそのはず、明日香先生はまだ赴任したばかりの若い新米先生だ。


教師の年齢層の高いこの学校では、他の先生方よりも私たちの方が明日香先生の年齢に近いのではないだろうか?


若いからなめているのではなく、単純に歳が近いから親しみやすく話しかけやすい。









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