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私の可愛い変態ペット
第2章 下僕転校生
「私は読書を、繭原は朗読練習、日向は着替え、八頭はそれを手伝っていただけですよ?それのどこが不純に値するんでしょう?」
気付けば、裸だったはずの日向さんがいつの間にか着物を纏っている。
「んっ…、キツイっ…秋芳…」
「帯はキツイくらいに締めておかないと、着崩れするだろうが…」
先生が乗り込んで来て、こんな口論が繰り広げられているというのに、構わず二人は自分たちの世界の中だ。
それにしてもあんまり日向さんが色っぽい声を出すので、てっきり…。
……。
見てはいけないと故意に視線をそらしていたから、気付かなかった。
「…もしかして、声を聞いて変な事でも想像しました?」
クスッと千草先輩が笑う。
「もしかして柚葉様も想像しました?」
小声で白川が囁いている。
「うるさい…黙れ」
ニヤリとしている白川が憎たらしい。
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