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金木犀
第3章 セックスフレンド
それから俺らは殆ど毎日、猿のようにヤリまくった。
夏休み中は殆ど松田と一緒にいた。
俺は帰宅部だけど松田は吹奏楽部で
コンクールとかの練習もあるらしく、
1日中は抱けなかったが、
松田の家と俺の家を行き来していた。
松田は俺が初めて松田を抱いた日以来
門限が厳しくなったらしく、
松田の兄貴に絶対会わないようにして
こっそり会うようになっていた。
…そこは親じゃねぇんだな。
松田曰く、兄貴が親なんじゃないかと思う程
兄貴からの執着がヤバいらしい。
…シスコンかよ。
まあ俺は松田を抱ければそれでいいから
別にどうでもいいんだけど。
…そんな事を思っていたけど。
まさかあんな事になるなんて、
この時の俺は知る筈もなかった…
愛歩SIDE
椎名くんのセフレになってから、告白が絶えない…
入学した時から何回か告白してくれた人がいて
嬉しかったけど、あたしは先輩が好きだったから
誰からの告白も断っていた。
それが椎名くんのセフレになって、
なぜか友達や吹奏楽部の先輩や後輩から
「綺麗になったね」なんて言われるようになって。
毎日何人もの人から告白されるようになった。