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第1章 義父の部屋で

「ひぃ、いっ、、イッ、イックぅ、、クゥー、、ヒッィイ、、くっうぅ、、」


　静香の身体が硬直し、ビクンッ、ビクンッと痙攣したように動いた。
　何度かの静香の絶叫の後、一樹がユックリと指を抜き取り、濡れて光る右手の指先を静香の唇に塗りつけ、唇の中に指先を入れた。
　歯が閉じられ、指先のそれ以上の侵入を防ごうという静香の意思の表れだったが、一樹の指先が歯茎（しけい）を撫で回すように動かしながら、


「ふふ、ちゃんと綺麗にするんだ静香。誰が俺の指をこんなにビチャビチャにしたんだい？素直に答えるんだ静香？このビチャビチャのお汁は誰のモノだい、静香？」


（あぐっ、答えちゃ、だめっ、この男の正体、わかったでしょ、、答えちゃ、、だめ、、だめよ、、けど、、ダメッ、、）


　拒否しようという意思と自らのモノだと、受け入れようとする自分と、義父へのイビツな愛情が混じり合いながら、


「やっ、お、あっあふ、やっ、ゆぐして、、」


　拒絶の言葉を発しようとした瞬間、わずかに開いた歯と歯の間から義父の指先が侵入し、静香の口を犯し始めた。
　少しショッパイ味とアンモニアの臭いが、静香の鼻腔を満たし、思考を痺れさせた。


（だめ、シャブッチャだめ、、あいつの思う壷よ！だめ、だめよ、、でも、、私から、、でた、モノ、、元は、私、、だめ、、やめて、、でも、、私の、、）


　静香の口が開かれ、義父の指先を受け入れ舌てわ包むように拭いとり、ベチャッペチャッと音を立てシャブリ始めた。


「ふふふ、良い娘だ。自分のものは自分で始末するんだ静香、それが奴隷の務めなんだぞ、いいな。これは誰のモノだい、静香？」


（だめっ、言っちゃ、だめ、、でも、、私の、、もの、、だめ、よ、、）


「私の、、です。私の、汚い、オシッコです。」


　一樹の顔に悪魔の笑いが広がった。


「素直に言えたね、静香。それで良いんだよ。からだを綺麗にしようか？その前に片付けなきゃな。ふふふ。」


　言い終わらないうちに、一樹は静香の戒めを解き、バスタオルを使い床と壁をを拭き始めた。


「お義父様、私が、私に綺麗にさせて下さい。」


　混乱した頭のまま静香が言うと、


「自分の後始末がしたいのかね、静香？」


（ふうん、面白いな。どうやら、嫌じゃなかったみたいだな。）


　一樹がほくそ笑んでいた。