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人妻縄人形 第二章 淫華惑乱
第1章 義父の部屋で
 静香の質問を聞きながら、一樹は更に罠を広げることにした。


「う~ん、難しいなぁ。お前次第だな。俺の奴隷としてすごすか、それとも、バツイチでネットに裸を曝されるかな?」


「そ、そんな、私の権利は?」


 静香の心の中がパニックになり、支離滅裂の受け答えをしていた。
 一樹は、静香の全てを利用するつもりだった。


「ふふん、ここまで来て権利を主張するんだ。それなら、考えてやってもいいぞ?ふふふ、お前の素質は普通じゃないんだ。だが、今晩逃げずに俺の奴隷として一晩過ごせば、全てを消して自由の身にさせてやっても良いぞ?」


(ふふふ、どうでるかな?逃がしてやってもいいが、本人次第だな。たぶん、逃げても戻って来るだろうな。クククッ。)


 心の中で舌舐めずりをしながら、静香の答えを一樹は待ち構えていた。


(だめよ、うそよ、この男は私を騙してたんだから、けど、逃がしてくれるなら、チャンスはあるはよ。バカッ、信じしちゃダメ!)


 彼女の心は義父の言葉を否定していたが、唇からは別の言葉を発していた。


「あの、今晩一晩だけでって、あの、後は無しでって、許して頂けるん、ですよね?」


(バカッ、何を言ってんの?あんた、正気!バカよ!)


 一樹の中で悪魔の高笑いが響いた。


「うん、一晩だけだ。後は綺麗サッパリ、何もなし!ビデオは全て消してやる。それで恨みっこなしだ。どうだね?」


(さて、どう答えるんだ、この娘は?ふふふ。)


 最後の牙を研ぎ、獲物をもてあそぶ獣のように残忍な光がギラリと静香の全てを見詰めていた。


(一晩、だけよ、そしたら、自由よ!だめ、騙されちゃ、でも、好きになったの、あたし、バカッ、自由よ!)


「本当に解放して下さるんですね、お義父様?綺麗に?本当ですね?」


(だめ、信じちゃ、だめ!バカッ!)


 彼女の心の揺れが彼には手に取るようわかった。
 そして、牙がユックリと剥かれた。


「あぁ、本当だ。約束するよ。なんなら誓約書を書いてもいいよ。静香が望むならね。」


「え、誓約書、いえ、それは結構です。わかりました。今晩だけ、それだけで、約束ですよ。」


(かかったな、ククッ。これでこの娘は俺の完全な奴隷だ。ふふふ。)


「あぁ、それなら続けようか?夕食の前に済ませたい事があるんでな。」


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