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人妻縄人形 第二章 淫華惑乱
第2章 縄炎(じょうえん)
 テレビの画面を通常の番組に切り替え、


「親子丼、美味そうだ。静香の親子丼は久しぶりだからね。良い匂いだ。」


 そう言いながら、一樹はさりげなく自分の隣のイスに静香を座らせた。


「セクシーだな、静香。これからは、いつもこの格好で食事の準備をして欲しいな。」


(ふふ、ひっかかるかな?無理だろ、逃げたいんだから。ふふ。)


 しかし、一樹の思惑を外すように、静香の唇からは予想外の言葉がこぼれた。


「いつもですか?うふ、いいかも?でも、お義父様とは明日まで、でも、家に来てくだされば、、あっ、私、何を、、」


 それ以上の言葉は一樹の唇で塞がれ、舌と舌が触れ合った瞬間、静香の心と身体のカギが再び弛んだ。
 同時に静香の鼓動が一樹の鼓動が重なり、静香の女が疼いた。
 一樹の右手がエプロンの下から潜り込み、熱く息づく女の内腿の奥に指先が触れた。


「あ、お義父様、指が、片付けなきゃ、だから、、んん、、ソコは、、お義父さまぁ、、我慢、できなく、、なります、、」


 静香の感触を楽しみながら、ユックリと身体を放した。


「ナニが我慢できなくなるんだね、静香?ふふ、先に片付けようか、お客が来る前にな。」


「はい、すぐに片付けます。由布子さんが、来るんですね?」


「あぁ、三沢君が来るんだよ。三人で楽しむためにな。ふふ、いやかい?いやなら、構わないけどな?お前次第さ。」


 静香の喉がゴクリと鳴るのが聞こえ、


「三人で楽しむ?それって、レズビアンみたいな、事ですか?」


 少し考えるようにアゴに手をあて、


「あぁ、それもあるかな?ふふ、怖いかい、静香?彼女は妊娠中だからね、手加減はするさ。ふふ。」


(ふふ、ヤッパリ抵抗力が落ちてるな。まっ、すぐに復活するだろうがな。渡辺君が来たあとが楽しみだな。どう変わるか?)


 一樹の思惑など知らぬ気に、


「あの、由布子さんは、お義父様の個人秘書も兼ねてたって言ってましたね。あの、由布子さんは、レズビアンの経験はあるのですか?」


(バカッ、なに聞いてるの、レズビアンなんて、断るのよ、この男の思い通りになっちゃ、ダメ!でも、由布子さんなら、レズも、、いけないわ、、でも、明日までは、奴隷なのよ、、明日の朝までの、、でも、、)


 静香の心の揺れを一樹は観察しながら次の計画を練り始めた。
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