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人妻縄人形 第二章 淫華惑乱
第2章 縄炎(じょうえん)
 一樹が冷たく言い放った。


「はい、ご主人様のをオシャブリしたかったです。でも、まだ半分なんですね。静香とのレズの仕上げをこのままで。」


 由布子が悔しそうに言うと、静香方に向き直り一樹から手渡されたレズ用のバイブレーターを、静香の膣口にあてがおうとしたが、後ろ向きから身体をひねり、縛られた両手の調整に手こずっていた。


「由布子、焦るなよ。そんなに焦っちゃ、上手くいかないぞ。ふふふ、口の方が早いのにな、由布子、プライドを捨てるんだ。お前は、俺のプライドに傷を付けたのを忘れたのか?許してはやったが、戻って来ても俺のプライドは傷ついたマンマだぞ!」


 由布子の動きが止まり、ブルッと身体が震えた。


(さあて、ガキの論理だが由布子にはこれで十分だろう。彼女が素直に言うことを聞くか、どうかだな。)


「ご主人様の命令に従います。口でやります。私が間違ってました。プライドを棄てます。」


(恐い、ご主人様の怒り。原因は私。戻ることは、許してもらえたけど、それ以上は、私次第ということね。この娘を完全にコントロールできなければ、私は、棄てられる!)


 由布子の瞳に恐怖が広がった。
 一樹の許しを得るために、由布子はバイブを口でくわえ、静香の膣口に先端をあてがい、押し込んだ。
 グチュゥ、クチュッチュッ、淫汁と肉襞を押し退ける淫らな音が響いた。


「んっ、ぁあ、、な、に、バイブ、、ヤッハァ、、ん、、」


 ボロ切れのようにグッタリしていた静香の意識がはっきりし、自分の中に再びバイブレーターが挿入されたのを気づいた。
 一瞬逃れようとしたが、由布子が一瞬早くリモコンのスイッチを入れ、静香の抵抗する意思を奪った。


「うふふっ、静香、目を覚ましちゃったのね。でも、今度は私も良くさせて。うふっ。」


 由布子はユックリと腰を浮かせ、震動を始め首を動かし始めたバイブの片方の先端に合わせるように、膣口をユルユルと動かすように腰を動かしていった。


「んっ、あぁ、入った。ご主人様、見て下さい。静香と繋がりました。でも、濡れて抜けちゃい、そう、です。」


 由布子の唇が快感に耐えるように、瞼を閉じ唇を噛んだ。


「ふふん、仕方がないなぁ。いいやろ。」


 残念そうに言いながら一樹は、ハサミを由布子の手首の縄に当て、ザクッと切り離した。
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