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第2章 縄炎（じょうえん）

　自由になった手首を確かめるように、手首をくるくると回しながら、


「ご主人様、ん、ありがとう、、ござ、います、んん、、」


　自由になった左手を静香と繋がったバイブ。抜けないように持ち、右手でリモコンの目盛りを中と強の中間まであげた。


「んん、、やめ、、由布、子、さん、、ぃ、い、、ゆ、、許、して、ぇ、、んん、、ァアッ、、」


　静香の抗議する声を無視するように、由布子はレズ用の二股バイブをの位置を調整し、自らの快感を優先し求めた。


「ぁあ、、ご、主人、様ぁ、、イッィイ、、見て、、見て、、下さい、、イィッ、、由布子を、、見て、、お願、いぃぃ、、」


　由布子の身体が支えを失ったように、静香の身体に重なり合い、たわわな乳房が押し潰されるように重なりあった。


「ふふふ、良い感じだな、由布子。もう少しだな。約束通り褒美をやるよ。ふふふ、尻を上げるんだ由布子、静香なら心配いらんさ。バイブは抜けないようにな。クククッ。」


　一樹の声が由布子を嘲笑うように聞こえ、彼の手がバイブのリモコンを由布子の手から取り上げ、リモコンの目盛りを中と弱の間に下げた。


「ひぅ、お義父さま、、やっはぁ、、イッ、んん、、」


　バイブレーターの動きが弱まり、静香の身体は物足りなさを覚えて、レズの快楽を求めるように腰を上下させ始めた。


「由布子、俺以外の男の子供を孕んだままで、俺の情けが欲しいなんて我が儘な奴だ。その我が儘の罰とお仕置きを兼ねて、久しぶりにお前の尻にぶちこんでやるよ、由布子。」


　一樹は言い放つと、由布子のヒップの双丘の中心に透明なゼリー状のものを菊紋の外から仲西塗り込んだ。


「ひゃう、冷たい、、ローショ、ン、、、んん、、」


「ふふふ、特製のな。由布子、タップリ味わうんだ。前と後ろの穴を埋められると、何処まで我慢できるかな？」


　由布子に告げながら、一樹はユックリとコンドームを被せた男根を彼女の菊紋にあてがい、二人の女の繋がった部分を観賞するように、ジット眺めていた。
　すると、由布子が焦れたように、


「ひゃうぅ、、ご主、人様ぁ、、ください、ぃ、お願いぃ、、、」


　由布子の懇願するような声に反応するように、


「ダメッ、、由布子、さん、、お義父さま、、の、思い、通りに、なっちゃ、ダメぇ、、」


　静香の声が虚しく響いた。