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第2章 縄炎（じょうえん）

　由布子の勝ち気な性格を煽るように、一樹が言うと、


「あぐぅ、、んん、、ングッ、、わ、わた、し、、もぅ、、ダメッ、、イッチャ、ウゥ、、ご、主人、、さまぁ、、くっぅ、、うぅ、、」


　由布子の唇から、快感に抗うような声が溢れると同時に堪え（こらえ）きれない悦びの声が溢れた。


「ふふ、我慢しなくて良いんだぞ、由布子。感じるままに体に任せるんだ。受け入れるんだ由布子！」


（さて、これを受け入れられなくて、由布子は俺を振ったんだからな。口先でいうだろうが、この次はわからんなぁ。甘やかし過ぎたしな。）


　一樹の頭の中に、かつての由布子との記憶と後悔が蘇り、彼女をトコトン利用しようと決意していた。
　黒い革の一本鞭が一樹の右手に握られていた。


「ふふふ、由布子、お前の大好きな良いものをあげようか？それとも、大嫌いなモノかな？ふふふ。」


　一樹の右手が振り上げられ、次の瞬間、ヒュッという音と同時に降り下ろされた。


「ひっ、、ご、主人、あぅ、、様ぁ、、いっ、、ヒィ、、くっ、、ぅう、、ぁぐっ、、いっ、、んん、、やっ、、ヒャァ、、許し、てぇ、、ンクゥ、、ウゥ、、」


　二度三度、鞭が降り下ろされるたび、肌が鳴り、由布子の筋肉が緊張し乳房が揺れた。
　由布子はバイブレーターからの快感と、菊紋からの肉棒の悦びと、肌を打つ鞭の痛みの快感に酔い始めていた。
　由布子は静香の上に覆い被さり、女同士の肌が重なり合い繋がり合い、鞭の空気を斬り肌の鳴く音が二人の女を責め立て、禁断の悦びに蕩け合い、熱い蜜を溢れさせ続けた。
　そして、一樹も限界を迎え、熱いマグマが快感と共に由布子の菊紋と繋がった男根の根本に集まり始めていた。


「由布子、そろそろ出るぞ！もう少しだ。グッ、まだだ、まだ、、。」


「ひっ、来て、、いっひい、、ご、主人、、さまぁ、、くっぅ、、あぐっ、、」


　由布子の喘ぎに誘われるように、菊紋の中の肉襞が蠢き、一樹の肉棒を締め付けた。
　途端に熱いマグマの塊が先端へ上昇し始めた。


「味わえ、由布子。俺の精液をぶちこんでやる。んぐっ、出たっ、くっ、、」


「ひぐっうぅ、、お尻にぃ、、いっく、、くぅぅ、、」


　熱い迸りが、由布子の菊紋の中に一気に吐き出された。
　由布子の唇からは悦びの声が、蜜壷からは熱い淫汁が大量に溢れた。