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人妻縄人形 第二章 淫華惑乱
第2章 縄炎(じょうえん)
 浴槽の壁際にある電話を取り、どこかへ電話をかけた。


「もしもし、渡辺くん?九時に予定通りこれるかい?うん、そうか、じゃあまってるよ。」


 それだけ言うと、受話器を置いた。


「静香、ありがとう。なんでも言うことを聞くんだ、静香。それから、拒否は許さないよ、いいね。さあ、出ようか?由布子が待ってる。」


「はい、お義父さま。あの、いまのは、渡辺さんて、運転手の渡辺さんですか?」


 静香の質問に何気ない風に一樹が、


「うん、俺の運転手の渡辺くんだ。車の中で言ってただろう、今日の車の中のお前のビデオさ。見たいだろう?ふふふ。」


 今日の車の中のビデオと聞いて、静香は恥ずかしさで身体中の血液が音を立てて逆流するように感じた。


「あの、渡辺さんは、ビデオ見たんでしょうか?気になって、、。」


 見ていないで欲しいと祈りながら、一樹の答を待った。


「うん、渡辺くんならビデオを見てるだろうね。お前の身体の隅々まで堪能してるはずさ。クククッ、アイツはそう言うヤツさ。」


「えっ、まさか!そんな、、。私、死にたい!」


 思わず叫ぶように言ったが、肉体は静香の意思に反して疼いていた。
 そんな静香の肉体に甘い刺激が走り、思わず声を洩らした。


「あぁ、お義父、さま、、んん、、あっ、、いぃ、、」


 義父の右手の人差し指が静香の花芯を転がし、中指と薬指が蜜壷に根本まで侵入し、掻き回すように動いた。
 指先が動くたび、クチュクチュと淫らな音を立て蜜壷から大量の蜜が溢れ、静香は我を忘れ義父の指先を求めた。


「ふふふ、静香、こんなに濡らして死にたいなんてウソをついちゃいかんな。もっと正直になるんだ、俺の女でいたいならな!ふふふ。」


「んん、、あぐっ、、ダメッ、、お義父、、さま、、、いっ、、あっ、はあ、、またっ、、んん、、」


 静香の身体が昇り始めるのに時間はかからなかった。
 それを加速するかのように、一樹の指が二本から人差し指、中指、薬指の三本に増え掻き回しながら抽挿を始めた。
 さらに、左手の人差し指と中指でクリトリスを連続して弾いた。


「淫らしい娘や、もうクチュクチュいうてグチャグチャないか、静香。また、なんや?ホンマにお前はドスケベな牝犬やな!」


 一樹のイタブルような声を遠くに聞きながら、静香は頂点を迎えていた。

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