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人妻縄人形 第二章 淫華惑乱
第2章 縄炎(じょうえん)
 静香に自身のモノをシャブラセながら、一樹は由布子が嫉妬の炎を誤魔化すために、夕食の支度に集中しようとしているのが手に取るように感じられた。


「静香、良くなって来たぞ、もう少しでお前の口の中に出してやれる。ふふ、全部飲むんだぞ。由布子がしっかり見てるからな。クククッ。ヤキモチを妬かすんや。」


「んっ、んふっ、、んんんっ、、、んぐっ、、、」


 一樹の言葉に、静香は口唇奉仕に一層の磨きをかけたように、頬をすぼめ赤黒い怒張と化した男根を口唇愛撫する動きが速くなった。


「あの、ご主人様、味見をしていただけますか?」


 静香の動きに気をとられている一樹に、由布子が声をかけてきた。
 由布子の瞳には、静香への嫉妬の炎が揺らめいていた。


「ふふ、すぐに行くわ。こっちが終わったらな。フェラチオはお前より静香の方が上手いな。ソロソロ出そうや、由布子、後でさせてやるわ。クククッ。」


「ありがとうございます、ご主人さま。あの、味見なさるまで、火は止めておきます。」


 由布子の瞳には、二番目にされた屈辱と嫉妬の炎が燃えていた。


(なんで、私の目の前で、、静香さんの方が、、いえ、違う、、これ、私への罰、、、いけない、ヤキモチ、ご主人様の罠、、、もう、、バレてる、、、けど、、、。)


 由布子の嫉妬を煽るように、静香の口唇奉仕を見せつけ一樹は、黒い悦びに牙を研いでいた。


(ふふ、由布子は嫉妬に負けそうなんかな?けど、堪えてるな。くくくっ、それより、こっちが限界近いな。)


 無心に口唇奉仕を続ける静香と、嫉妬の炎を身を焦がす由布子を観察しながら、一樹は自身の快感が集中し始めたのを感じていた。


「由布子、足を開くんや。検査をしてやるよ、静香の口の中に出すのを見るんや。妊娠してるお前が、どれだけスケベか赤ん坊に教えてやるんや。エエな。」


 言葉はキツイが口調は優しく、由布子はオヤッと思いながら、秘書は他の女の口唇奉仕を見せつける一樹のどす黒い欲望を秘めた命令の通りに足を肩幅に開いた。


「検査をお願いいたします。勝手に妊娠したことをお許し下さい。子供に罪はないですから。」


 由布子の中に少しだけ忘れていた母親になる自覚が、一樹への言葉に表れていた。


「ふふ、今夜が最後にしてやるよ、調教わな。ただ、出産したら、また可愛がってやる。」
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