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はじめてをきみに
第1章 きみの名前を呼ぶ




電気を消す。


ゆっくり先輩を押し倒しながら、ちゅっ、ちゅっ、と音を立てて、ついばむようなキスを繰り返す。


ほんとうは、今すぐ舌を差し入れて、口内をめちゃくちゃに犯したいくらい興奮していた。


けど、優しくするって約束したから。


ガチガチに力んだ先輩の体から力が抜けるまで、じっくりゆっくり、唇を吸う。


「……んん、はぁ、ふ、」


やがて、先輩の唇が少しずつゆるみはじめた。力んで縮こまっていた肩も、なだらかに、上がっていく息にただ従って揺れている。


ふと、顔が見たくなって唇を放すと、先輩が「あ……」と名残惜しそうな声を漏らした。


暗くて表情はよく見えないけど、常夜灯の淡いオレンジを反射する瞳は潤んでいて、物足りなさそうにも、少し怯えているようにも思える。



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