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はじめてをきみに
第1章 きみの名前を呼ぶ

俺はたまらず、ゆるゆると腰を回した。


めちゃくちゃに突いて出してしまいたい衝動をなんとか堪え、根気強くその動きを繰り返す。


「んっ、あ、ああ、あんっ」


すると、クリトリスをこねるのに合わせて漏れ出ていた先輩の嬌声が、次第に俺の腰の動きに合わさり始めた。


試しに、その細い腰を掴んでグラインドし、さっき指でしたとき見つけた場所を突くと、先輩が白い喉を晒して喘ぐ。


そろそろ、動いてもよさそうだ。


手始めに、先輩のイイところをいっぱい突いてあげようと思った。


両手で腰を固定して、お腹の裏側をクイッと突き上げる。


「やぁっ、それだめ……」

「ん、まだ痛いですか?」

「も、いたくない、けど……っ」

「じゃあ、イイんですよね」

「んああ!」


先輩が感じてくれるのがうれしくて、何度も何度も突き上げた。俺の腰の動きに合わせて、先輩の唇からあられもない嬌声がこぼれて、それが鼓膜に届くたび、ナカで俺のがビクビク震える。


あー、もうやばい。



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