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はじめてをきみに
第2章 据え膳が前のめり

そもそも、「一緒に住んでんだし、今年の誕生日はふたりきりで盛大に祝おうね。すげえでかいケーキとか買ってさ」と言ってくれたのは遼平だったのに。


あたしはそれを聞いて、本当にうれしくて、楽しみで、ずっとこの日を待ち遠しく思ってたのに。


……それなのに。


「22時って……」


遼平がバイトから帰ってくるころには、今日終わってんじゃん。


だめじゃん。祝えないじゃん。


今日がだめなら明日、とか思ってんのかな。


でも、今日祝ってほしかったのに。何者もさしおいて、今日あたしを真っ先に祝ってくれることに意味があるのに。


誕生日くらいバイトよりあたしを優先させてよって思っちゃうあたしのケツの穴が小さいの?



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