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はじめてをきみに
第2章 据え膳が前のめり

乱れた息を整えながら体の位置をずらし、あたしはなおも彼のお腹を撫でまわした。


すぐにずり落ちてくるシャツの中に両手を入れ、それぞれ外向きに円を描くように、ゆるゆると撫ぜる。


脇腹をひと撫でしたら、また遼平の身体がびくっと震えた。


「それ……くすぐったい」

「くすぐったいだけ?」

「……っ」


わざといたずらっぽく尋ねたら、瞬く間に真っ赤になって。


あ~~、もう、ほんと、いちいちいとおしいな、こいつは。


「ねえ、もっと触りたい。これ脱いで? あたしも脱ぐから」


あたしは軽い調子で言った。


遼平は、お互いに全裸になるところを想像してか、赤かった顔をさらに赤くして何か言いたそうにしたけれど、結局素直にうなずいた。体を起こすと、なぜかうしろを向いてシャツを脱ぎはじめる。


……なにそれ。



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