この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめてをきみに
第3章 愛はやさしくない

「あ、あの、ヒロくん……」

「男のこれ咥えるの、俺がはじめて?」


 腰を揺らして、その柔らかな頬に擦りつけながら訊いたら、顔を真っ赤にしてわずかに頷いた彼女のいとおしさといったら。言葉にならない。背筋を駆けるのは興奮というより、もはや快感だ。


 俺はこれ以上ないほどの満足感に侵されながら、やっぱり低い声でささやいた。


「じゃあ、俺が教えてあげる」


 自分でも自分がよく分からない。この気持ちはなんだ、と、思春期まっただ中の少年みたいなことを考える。でもすぐにやめた。本能が迫りくる。思考が追い付かない。

 とにかく、切なくてたまらないんだ。

 もうなんでもいいから。

 俺に、茉由を奪わせて。






 「あつい……」というのが、俺のそれに触れた茉由の第一声だった。

 とりあえず好きに触ってみて、と促したら、茉由は恥じらいながら、しかしそれほどためらいはせずに、そっと先端に指の腹を這わせた。皮をぐにぐにと動かしながら次第にてのひらを竿に移動させ、かなり遠慮がちに上下に擦る。

 白い両太ももの向こうに覗く、ぷるぷる揺れる小ぶりな胸のそのまた向こうで、「かたい……」とつぶやく茉由の目は、好奇心と興奮でうっとりと濡れているように見えた。それだけで、俺のがさらに元気になる。


「あ、また……」

「茉由、先っぽ舐めて」

「……はい」

「……っ」



/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ