この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第6章 遊園地での賭け




「ああ……どうしたんだろ私……っごめんなさい、今日はさっきから失敗ばかりでね……
涙腺も壊れてるみたいで……っ
だから、き、気にしないで……
うぐえええっ」



泣きながらも、どうにか明るく振る舞おうとするが最後には嗚咽が漏れてしまう。


それも、可愛らしい嗚咽ではなく、凄まじい泣き声になってしまい、私自身が自分の出した声にドン引きしてしまった。



剛も呆気に取られ固まって居たが、今まで見せた事の無いような柔らかい笑みを見せると、ハンカチを差し出して私の手に握らせた。




「――何故貴女が泣くのか、理由はわかりませんが……
泣きたい時には、心行くまで泣いた方がいい……らしいですよ」



「ふぇ……?」



私はグシャグシャの顔を歪ませて剛を見た。


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ