この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第51章 ナイトメアの後で




沈ませた途端、弓なりに仰け反った菊野の表情は苦しげで、だが美しかった。



『ああ……大きい……っ……凄……い』



俺は、少しでも動いたら爆ぜそうな程に膨張していたが、菊野が焦れったそうに腰を振り、凄まじい快感に呻いた。



『くっ……菊野が……こんなにさせてるんだ……』

『私の中も……剛さんのせいで……こんな風になってるのよ』

『――うっ!』



菊野の蕾は俺をギュウと締め付け、蜜を溢す。

全く余裕のない俺は、下腹部を襲う凄まじい熱が冷めるのを何秒間か待って遣り過ごし、彼女の頬を撫でた。



『好きだ……菊野……貴女の全てを俺の物にしたい……』



他に言葉が見付からなくて、上擦る声で俺が言うと、彼女は瞳を潤ませた。



『私は、貴方の物よ……』

『菊野……っ』



有らん限りの力で彼女を抱き締めると、何処からか低くて地を這うような声が聴こえてきた。



――そんな訳がないだろう……

彼女はお前の物にはなり得ない……


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ